水道水は安全に飲めるように塩素で殺菌し、細菌などの繁殖を抑えています。
家庭の水道から出るまでの間に塩素はかなり少なくなっていますが、やはり塩素が残ってしまいます。
この残留塩素は、髪のタンパク質を破壊する性質があります。
また、頭皮には「常在菌」が存在し、頭皮を保護しているのですが、この菌も塩素の殺菌力で死滅してしまう可能性があり、そうなると雑菌によって頭皮の炎症を招いたり、ひいては抜け毛の原因となることもあります。
さらに、水道水の中の塩素と汚染物質が反応すると有害な物質に変わります。
その名もトリハロメタンという発がん性物質です。
この水道水に含まれる塩素とトリハロメタンの影響で、髪の細胞が壊され、その結果髪はパサつき、抜け毛や薄毛などの症状が出やすいのです。