〈中空糸〉浄水器の能力を左右するろ材について解説します

浄水器について

浄水器を選ぶ際には、浄水器の浄水機能を左右するろ材にも注目して選ぶことが大切です。

ろ材のなかでも最もよく使われているのが、中空糸膜という種類です。

中空糸と呼ばれる内部が空洞になっている、外側は微細な穴がたくさんあるものを何百本と束ねて膜状にしたものになります。

ストロー状の細かい糸が不純物を吸着させ、水をきれいにするという仕組みになっています。

原理としては活性炭と同じですが、小さな容積でも大きな濾過面積を得ることができるというメリットがあるため、浄水器に幅広く使われています。

また、活性炭と組み合わせている製品もあり、活性炭層で残留塩素やカルキ臭の元になる有機物を吸着させ、次の中空糸膜で鉄錆や濁りなどの細菌を除去するというもの選べます。